猫背・その2〈姿勢のはなし③〉

立ち上がネコ

引き続き猫背のお話ですが、
今回は、簡単にできる姿勢のチェックと改善法をお伝えします。

「壁立ちチェック」
両腕を真横に垂らした状態で、垂直な壁に背中をなるべくぴったりと付けて立ちます。
このときに、後頭部、両肩甲骨から肩、両手の小指、両方のお尻、
両足のカカトの各所をすべて壁に付けて立つことがポイントです。

これが難なくできる人は、姿勢の良い人だと言っていいでしょう。
猫背の人は、これだけのことが案外難しい。
この体勢を維持しようとすると、身体のどこかに変に力が入っていたり、
どこか引っ張られているように感じるところはないですか?
力が入っているところは、普段サボっていて使っていないところ。
引っ張られているところは、普段働き過ぎて縮こまってしまっているところです。

普段サボっているところに喝を入れるには個別にエクササイズが必要なので今回は後回しにして、
縮こまってしまっているところを中心にに簡単な手当てをしましょう。

一旦、壁から離れて、先ほど引っ張られているように感じたところを、
20~30秒くらいストレッチするようにご自分で伸ばしてみてください。
さらに、ストレッチしながら、伸ばされていると感じる筋肉のラインに沿うように、
表面を軽くこすってあげると、なお効果的です。

次に後頭部から首の後ろ側をストレッチします。
頭の後ろで指を組み合わせるように両手を組んで、首を倒れるところまで前屈させ、
軽く両手で負荷を掛けましょう(痛みの出ない、心地好い範囲で)。
ゆっくり呼吸しながら、これも20~30秒くらい行います。

以上の手当てをしたら、もう一度壁立ちをしてみましょう。
先ほどよりもスムーズにできませんか?
そうしたら、そこからもうワン・ステップ。
両手を真横から頭上に挙げて頭の上で両掌を合わせ、
カカトを持ち上げて伸びをして1分間キープします。
できれば足の爪先から手の指先までしっかり伸ばしていきますが、
最初のうちは結構キツイので、無理のない範囲で構いません。
なるべく大きな呼吸をして胸郭をしっかり動かすことを意識しましょう。

これで、猫背によって縮こまっていた筋肉や、胸郭の動きを少し改善できました。
もっとも、姿勢のはなしで①で書いたように、
不良姿勢は筋骨格系の面でも神経系の面でもメモリーされてしまっているので、
一度で良い姿勢に戻すことは難しいでしょう。
特に脊柱(背骨)の可動性が低下している場合には、
なんらかの施術を受けることが必要かもしれません。
それでも、毎日一回でも続けていくことで、
姿勢の悪化を防いだり、猫背が健康に及ぼす影響を改善できると思います。

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