眼精疲労②

木

前回は眼精疲労の原因について簡単にご紹介しましたので、
今回は眼精疲労の予防・改善方法をご紹介したいと思います。

前回は眼精疲労の原因として、外眼筋の疲労、毛様体筋の疲労、目の乾燥という、
三つの要素を挙げました。
眼精疲労の予防と改善は、これらの原因に対処することが基本になります。

まずは、外眼筋の疲労の予防・改善です。
前回書いた通り、筋肉は、収縮と弛緩を繰り返すことで内部の循環を保っていますから、
普段から目を大きく動かして外眼筋を働かせることが大切です。
長時間パソコン作業をしたあとなどは、できるだけ大きく動かすエクササイズをしましょう。
上下・左右、右回り・左回りとそれぞれ10回程度を目安に、
ゆっくりしっかりと動かしましょう。

次に、毛様体筋を働かせましょう。
毛様体筋はピントの調節を行う筋肉ですから、
近く⇔遠く、と焦点距離を交互に入れ替えます。
例えば、鼻先に人差し指を立ててその先端と、
数メートル先の何かしらの目標とに目の焦点を合わせることを繰り返します。

最後に涙の分泌です。
まずは、ちょっと痛い方法なのですが、
角膜反射を利用して涙を分泌する方法があります。

角膜には三叉神経から知覚枝が分布していて、角膜に物理的な刺激や強い光の刺激が加わると、
角膜反射によってまぶたを閉じたり、涙分泌反射を起こして涙を分泌したりします。
ここでは、この涙分泌反射を利用します。

まず、まぶたを大きく開き、数メートル先の目標(できれば木がいいのですが)を見つめて、
視線を固定します。あとは、目を閉じることなく待つだけです。
しばらくすると、涙が蒸発して角膜がヒリヒリしてきます。
それでも目をしっかり見開いていると、
角膜を保護するために涙分泌反射が起こってジワリジワリと涙が分泌されるので、
十分な涙が分泌されたら目を閉じてしばらく目のすみずみに涙が行き渡るのを感じます。
反射を起こすサポートとして、軽く唇を開いて歯を噛み合わせたまま。
「スー」と歯の隙間から細く息を吐くと、よりスムーズに涙を分泌させることができることがあります。
閉じたまぶたから外へしみ出てきた涙は、ティッシュなどできれいに拭き取りましょう。

ただし、ドライアイなど涙を分泌する機能が著しく低下している場合には、
このようにしてもうまく涙が分泌されないこともあります。
2分程やってもうまく涙が出てこない場合はやめましょう。

また、涙が不足するのは、目の周りの血液循環の低下によって涙腺での涙の産生量が減っているのかもしれません。
これに対しては、目の周囲のマッサージやツボの刺激、蒸しタオルで温めるなどの方法が有効です。
晴明、攅竹、魚腰、絲竹空、太陽などのツボをじんわり揉むといいでしょう。
特に太陽の周囲では循環の滞りが起きやすいので、
ツボの周囲を含め広くほぐしておきましょう。

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